彼女がいつまでも敬語で会話をする仲では、なかなか距離感が縮まりません。
彼女との距離を縮めるには、敬語からタメ口に移行する必要性があります。
でも、急にタメ口にしたら不自然です。
敬語からタメ口にするには、自然なタイミングで切り替える事です。
この記事では、敬語からタメ口に切り替えるタイミングについて見ていきます。
いつまでも敬語では距離感が縮まない
ずっと敬語のままでは、
・仲良くなりたくないのかな?
・距離をおきたいのかな?
と勘違いされる恐れがあります。
例えば、
男:「今度〇〇に行かない?」
女:「ありがとうございます。その日は他に用事がありますので、また今度に」
男:「じゃぁ、来週の土曜日はどう?」
女:「ごめんなさい。今月は予定が全て埋まっています」
この会話では、距離感が縮まっていない事がわかると思います。
敬語で話すことは、他人行儀に距離を取ることにつながります。
つまり、壁を作っている事になるわけです。
その壁がある限り、いつまで経っても2人の仲が進展しないのは当然です。
特に年下女性の場合、目上の男性に失礼のないように、嫌われないようにするため、いつまでも敬語を使う傾向が強いです。
また、子供の頃からの教育や「しつけ」も、いつまでも敬語を使う原因です。
だからこそ、その壁を取り去る必要があるわけです。
この点については、敬語からタメ口に移行するタイミングとコツの章で詳しくお伝えします。
急に敬語からタメ口にすると不自然
今まで敬語で話してたのに、急にタメ口になったら、
・礼儀しらずの不誠実な人だ
・馴れ馴れしく軽い人だ
・えらそうな態度をする人だ
・私が年下だから見下している
このような嫌な感情を持ってしまう人は多いです。
つまり、タメ口を言われた相手は「自分を軽く見られた」ことを気にしているわけです。
急にタメ口で話した本人は、そんなふうに思われている事に気付いていません。
「早く仲良くなりたい」という心理に支配されているからです。
これでは人間関係が悪くなります。
女性心理も同じです。
さほど仲良くない段階で、いきなり急にタメ口で会話されたら、「この男は軽い女の扱いをするんだ」と不機嫌になるはずです。
そうなると女性との関係が「うわべだけ」の付き合いになり、距離を縮めることが難しくなります。
いきなり突然にタメ口にはしないことです。
自然なタイミングをみて敬語からタメ口にすべきです。
敬語からタメ口に移行するタイミング
タメ口にするタイミングは、女性と会った回数や期間ではありません。
2人の関係性でタイミングは変わってきます。
でも、距離感を埋めるにはタメ口に移行する必要があります。
タメ口で話すには、わざとらしくない自然なタイミングで切り替えるのがコツです。
急にタメ口になったり変なタイミングでタメ口にすると、相手は違和感を感じてしまいお互いの距離感を埋められません。
そこで、タメ口で話すために「きっかけ」を作ります。
人の出会いも人生の転機も全てきっかけから始まります。
きっかけを作ることが敬語からタメ口にする絶好のタイミングです。
敬語からタメ口に切り替える自然なタイミング
・敬語とタメ口を混ぜる
・ニックネームを決めたとき
・敬語をやめる提案をする
・うっかりタメ口を言ってしまったとき
では順に見ていきます。
タメ語にするには敬語とタメ口を混ぜる
急にタメ口になったら女性に違和感を与えます。
でも、いつまで経っても敬語では、距離感が埋まりません。
そこで、少しずつタメ口に切り替えます。
それには敬語とタメ口を混ぜて会話をします。
例えば
男「この前、電車の時刻に間に合いましたか?」←(敬語)
女「はい、慌てていて、転んでしまいました。」
男「えっ、マジで〜!それシンドイな〜!」←(感情をタメ口に)
感情の部分で「さりげなく」タメ口で表現します。
これなら自然にタメ口混じりで会話が出来ます。
しかし、これが逆だと不自然になります。
たとえば、
男「この前、電車の時刻に間に合ったの?」←タメ口
女「はい、慌てていて、転んでしまいました。」
男「えっ、そうなんですか!大変でしたね!」←敬語
上記の例だと、何となく不自然です。
だから、感情の部分をタメ口で言うことで違和感がなくなる訳です。
相手が何か驚く事を言った時に「マジでー!」と言うことでタメ口が抵抗なく言えるのです。
しかも、「それシンドイな〜!」は”つぶやき調”です。
「つぶやき」だから、タメ口で話しても違和感がありません。
けれど、つぶやき調でも会話が成り立っています。
敬語からタメ口にするには、感情の部分をタメ口にすると違和感なく自然に切り替えることが出来ます。
タメ語にするにはニックネームを決める
少しずつタメ口に変えていけば、普段の会話もタメ口になっていきます。
いずれ、100%がタメ口で話せます。
でも、女性の呼び方も一緒に変えないと違和感が出てしまいます。
例えば
「〇〇さん、○○に行ったことある?」
これでは、なんか不自然です。
名前が敬語で、その後がタメ口になっているからです。
また、〇〇さんでは、よそよそしく感じてしまいます。
いつまで経っても、距離感を縮めることが出来ません。
ここが、タメ口にする「きっかけ」であり絶好のタイミングです。
そこで、彼女の呼び方を変える提案をするのです。
例えば
男「友達は、○○さんを何と呼んでいるの?」
女「名前が美咲なので、みんなミーちゃんと呼んでいるよ!」
男「それじゃ、オレもミーちゃんと呼んで良い?」
女「うん、良いよ!」
男「ありがとう。で、オレもこれからはヨッちゃんで良いよ!」
女「うん、分かった。ヨッちゃんと呼ぶね!」
こう提案することで、こらからはニックネームで話せます。
その結果、2人の関係も深まります。
タメ語にするには敬語をやめる提案をする
女性が、いつまでたっても敬語でしゃべっていたなら、この先ずっと敬語のままが続く可能性が大です。
そのうち、付き合っていけば、タメ口になるかも・・・
待っていても、何も変わらないと思います。
女性が年下だったら、なおさらです。
だからと言って、女性の了解なしで一方的にタメ口にしたり、呼び捨てをすると2人の関係が冷めてしまう恐れもあります。
そこで、「そろそろ敬語やめませんか?」と付き合っている女性に提案します。
女性も敬語からタメ口で話したいと思っている場合が多いので、よほどの理由がない限り、OKの返事がきます。
タメ口をやめる提案をする時は、自分が話ずらいからという理由にせず、「お互いが話やすくなりたいから」という理由にすることです。
お互いが話しやすくなりたいという理由なら、女性を尊重した提案になり、軽く見られたと思われません。
大事なのは女性の気持ちを優先することです。
タメ口を言ってしまった時は変えるタイミング
思わずうっかりとタメ口になってしまった経験があると思います。
ここは、タメ口に移行する大チャンスです。
たとえば、「あっ、ごめん。うっかりタメ口になってしまった」と言えば、相手の女性は、「大丈夫。気にしないで!」と、返して来るのが普通です。
ここで、「そろそろ、お互いしゃべりやすくするため、タメ口で話しませんか?」と提案します。
また、女性がうっかりタメ口になる場合もあります。
ここでも対応は同じようにします。
ピンチをチャンスに変えるのが、タメ口にする唯一のタイミングです。
女性が積極的になった時こそ絶好のタイミング
女性が積極的になった場面とは、
・女性から質問が増えたとき
・女性の方から連絡が増えたとき
・LINEのやり取りが増えたとき
・今までより笑顔が増えたとき
これらは脈ありと言い切れませんが、好意がある証拠です。
これらの場面になったら、敬語をやめる提案をしたり、ニックネームで呼び合う提案をすると2人の距離感は一気に縮まります。